大得工務店

パッシブデザインで理想の住まいを実現

耐震設計

木造住宅の性能評価の最高等級である「耐震等級3」の取得は、強度の高い構造用面材などを使用していけば、実はそれほど難しくありません。しかし、耐震等級を設計する際に計算要素に入れない部分でも、実際に地震が来た際には非常に大切な要素となる部分もあるので注意が必要です。耐震等級は1~3のたった3段階。同じ等級を取得していても耐震性能には差があります。
ハンズ&アーキテクトではプランニングの段階から耐震を考え、さらに構造計算、耐震工法などで、確実な耐震効果を得られる設計を行っています。

プランニング

■1階と2階の壁面が一致するか

Q6-8
壁面は構造的に強度を高める部材(筋交い、構造用面材など)が入ることが多く、バランスよくたくさん入っている方が家の耐震性は高まります。
しかし、2階建てや3階建ての住宅の場合は1階と2階や3階の縦方向の構造バランスも大切です。上の階の重さや、地震が起きたときの力を支えるためにも、1階と2階の壁は同じ位置に入っていることが望ましいです。

■壁配置のバランスはどうか、どの面も壁があるか

Q6-8-(1)
建物の耐震性能を設計する場合は、骨組みの強さの他に強い部分と弱い部分のバラつきが無いように設計することが大切です。もし家の中で強さのバランスが悪いと、地震が起きたときに地震の力が弱い部分へ集中します。
そして、地震の力に耐えられなくなったときに家が崩壊してしまうのです。堤防などが亀裂の入ったところから決壊してしまうのと同じ理屈です。

■平面の形

Q4-5
耐震性の高い建物を設計する場合、平面の形は四角が理想です。四角い平面の形なら縦方向と横方向でバランスよく地震力を受け止められるので、バランスよく力を逃がせるからです。

■吹抜けは大きすぎないか

Q6-8-(2)
床面は水平構面(すいへいこうめん)と言って水平方向の力を受け止める構造上大切な役割があります。吹き抜けがあると水平方向の力を受け止める構造部分が減ってしまうので、あまり大きい吹抜けを設計するのも考え物です。

全棟構造計算

kouzou
構造計算による徹底した耐震への取組み、建築基準法を上回る徹底した検証をします。構造計算とは建築物が、地震や積雪などにちゃんと耐えて安全であるかを設計時に計算によって確かめることです。
しかし、この構造計算は木造2階建住宅(200平方メートル未満)には義務づけられておりません。そのため、住宅会社の10社中9社が構造計算をしていないと言われています。
注文住宅の構造はその使用材料箇所で構造条件は大幅に変わるため、構造計算をすることは丈夫で安心な家づくりに非常に大切な要素となっています。

地盤調査・地盤改良

スウェーデン式サウンディング試験
地盤と基礎の強さが、家の強さを支えています。家の耐震性は、地盤の強度に左右されます。いくら頑強な構造であっても、軟弱な地盤にそのまま建てられたのでは大きな地震に耐えられません。

地盤とは地面から深さ約100mまでの部分を指し、建物の総重量を支えるだけの強度が必要です。その強度が不足していると、建物が不均一に沈み込む「不同沈下」が発生したり、地震の際に建物の倒壊を招きます。そうならないように、家を建てる前には必ず地盤調査を行い、地耐力(地盤がどの程度の重さに耐えられるか)を確認する必要があります。ちなみに、ハンズ&アーキテクトでは、戸建住宅向けの地盤調査でもっとも一般的な「スウェーデン式サウンディング試験」を採用しています。
また、地盤改良は地震の衝撃に強く、砕石を用いて人にも地球にも優しい「HySPEED工法」を採用しています。

耐震に関する工法

■強い構造体

耐震設計柱+筋交い+構造用合板より、縦、横、斜め方向に強い構造体を実現しています。
ハンズ&アーキテクトの壁構造は、軸の耐力と面の粘り強さを合わせ持った頑強構造です。
通常在来工法の2倍!あわせて基準以上の強力な接合金物を使用することによってさらに強度をアップしています。

●鉄筋を切らず、床下全周換気ができる基礎パッキング工法
●コンクリート基礎と45cm間隔の大引き
●2階床下頑強構造
●壁体内小屋裏通気工法
●軸組大壁工法
●剛床工法で地震に対して強度2.5倍の土台構造


■金物

金物を使うことで、より丈夫で安心な構造体になります。

M-(30-5)
筋交い金物
水平力に抵抗するための補強材である筋交いの接合部に取り付けられる接合金物です。
木造軸組工法の住宅では地震などの水平力に抵抗する補強材として筋交いを使用します。その筋交いが外れる事の無いように、筋交い金物を使用して筋交いの接合部をより強力に固定します。
M-(30)
ホールダウン金物
地震の時などに柱が土台から抜けないようにしっかり固定するための接合金物です。家の四隅部分など。地震のときに強く縦方向の力を受ける部分に取り付けます。
また、上下階の柱同士の緊結にホールダウン金物を使用する場合もあり、地震に強い住宅にするにはホールダウン金物やアンカーボルトを使用して土台や柱などの構造躯体を基礎にしっかり固定することが重要です。

■剛床工法

剛床
根太工法の2.5倍の強度を持つ構造体と床を一体化した剛床工法。
根太を設けず床下地を厚くして、直接梁材に留め付ける床組み、剛床工法を採用。根太工法に比べ地震や台風時に発生する水平力に対して強く、火打ち梁を省くことができます。
水平構面は、フタの役割と耐力壁に力を円滑に伝達するという重要な役割があります。しかし、地震の力がかかった際に、簡単に変形するとフタの役割も耐力壁に力を伝達することもできなくなり、建物が倒壊するという恐れがあります。
そうならないように、床は変形しにくいようにすることが大切です。剛床とは、極めて変形しにくい床(剛性が高い床)のことをいいます。

■基礎

基礎の立ち上がりの部分の幅は、基準の120mmを上回る150mmとしています。従来の床下換気孔に代わる工法で、主筋を切らずに換気孔を確保し、従来のような切り込み型の基礎開口部とは比べ物にならないほど住宅の重荷に耐えることができ、耐震性の面からも信頼できます。また基礎中央に換気を取ることにより、全体に満遍なく通気を確保いたします。通気は、木材の特徴である呼吸を促すことにより、腐食を防ぎ、家を長持ちさせてくれます。

●基礎の主筋をきることなく設置する換気孔
●床束なしの基礎
●基礎の立ち上がりの部分の幅は、基準の120mmを上回る150mm
●配筋の間隔は通常30cmのところ、25cm間隔

ハイブリットパネル工法

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「構造強度を高め、地震に強い住まいを」
● 土台、柱、横架材を、構造用ハイベストウッドで一体化し、構造用合板などを利用し剛床とすることで、 全体を一つの箱にし、壁面全体で外力を受け止め、すぐれた耐震・耐風性能が得られます。
● 構造用ハイベストウッドを張りつけた耐力壁は水平力に対して面材のせん断力で抵抗します。
● 面材工法は、壁面全体で地震力・風圧力を受け止め、バランスよく分散し、 軸組の接合部への力の集中を緩和します。

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構造用ハイベストウッドとは?

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間伐材/未利用材などの使われていない木材、解体材/梱包材などの使用後の木材を有効利用、再資源化作られたものです。
構造用ハイベストウッドの≪せん断性能≫は、構造用合板のおよそ2倍。本震での破壊がなければ、耐力は発揮します。繰り返しの余震にも耐力が保てます。また、≪釘接合強度≫は、24時間水中に浸漬しても釘接合強度は低下しませんでした。施工中の事故的な雨濡れにも安心です。

せん断性能とは…
地震力などに対し、どのくらいの力【変形】で 破壊するか?簡単にいうと、面材の実力です。 これが弱いと面材は、破壊してしまいます。

釘接合強度とは…
地震力などを柱等の軸材から面材にうまく伝えることができるか?
面材の施工時の実力です。