大得工務店

パッシブデザインで理想の住まいを実現

-2016.7.8- 『孫にまで遺すことができる家』

これまでの日本の木造住宅の寿命は約30年と言われてきました。その最大の理由は、柱などが壁内結露により腐食することです。また、流行を取り入れただけのデザインや間取りも、年月とともに魅力が色褪せていき、建て替えのサイクルを短くする原因につながってきました。

ハンズ&アーキテクトでは、これらの問題を解消し、子や孫の代まで遺すことができる家づくりを目指しています。

こんにちは。
ハンズ&アーキテクトの稲森です。

 

「孫にまで遺すことができる家」について、今回は設計の面からお話ししたいと思います。

住居を利用する人の生活スタイルが30年以上にわたって変化しないということは考えられません。例えば、今あなたが使っているテレビを、30年後も使っていると思いますか? これは絶対NOでしょう。それと同じで、住宅設備や内装の寿命は長くても30年程度なのです。しかし、家の構造体は100年以上もつことから、内装・設備や間取りが簡単に変更できる住宅の方が便利で長期的にみるとコスト面で優れています。

それには、家を設計する時からリフォームしやすい構造体を考える必要があり、ハンズ&アーキテクトでは、「スケルトンインフィル」という設計を採用しています。

スケルトンインフィルとは?

建物を構造体と内装・設備に分けて設計する考え方のこと。スケルトンは骨格のことで、構造体を示し、インフィルは内外装・設備・間取りのこと。

スケルトンインフィル
こうすることで、スケルトン(骨格)の耐震性・耐久性・快適性(断熱性能)はそのままに、最初に考えたインフィル(内装・間仕切り・設備)が10年後20年後の暮らしの変化に伴い、その暮らしに合わせて柔軟に変えていくことが可能です。

ずっと「暮らし」に見合った家で在り続けられ、暮らしを家に合わせるのではなく、家が暮らしに寄り添って変わって行けるのです。

 

スケルトンインフィルの住宅をひと言で表すと、「将来リフォームすることを前提にした長寿命住宅」と言えるでしょう。家族や時代に合わせたリフォームで世代を超えて住み継げるメリットがあり、長期的に見るとコスト面で優れていて合理的な進んだ考え方です。

 

また、国土交通省でも「世代を超え利用可能な100年住宅の普及を主要施策と位置付け、その主要方策の一つとしてのスケルトン・インフィル住宅の開発・普及に取り組んでいる」ようですので、今後の取り組みにも期待したいと思います。

住宅も設備などの消耗品を交換しながら、長く愛され、住み継がれていく時代がきて欲しいと思います。

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