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頭金を貯めてから家を建てたいと思っているあなたへ知ってもらいたい金利のこと

money_nichigin_building日本銀行がマイナス金利を発表してからもうすぐ5か月を迎えます。ニュースで話題になることも減ってきましたが、5か月経った今、住宅を取得される方にどのような影響があるかをまとめました。

マイナス金利とは、文字通り金利がマイナスになることです。銀行は、もっているお金を、日本銀行に預けています。しかし、その金利がマイナスになると(マイナス金利)、預けているだけでお金が減ってしまいます。なので個人や会社にお金を貸した方が儲かるため、銀行はいままでよりもお金を貸そうとします。個人や会社にお金を貸し出す量が増えれば、個人は家を買ったり、会社は投資したりするかもしれません。みんながお金を使えば、いろんな会社が儲かります。会社が儲かればお給料が上がり、そうするとまた使うお金が増えて、会社が儲かるという「好景気」の循環をつくることがねらいです。

まず、マイナス金利が発表されてから、住宅ローンの金利がどのように変わってきたかを見ていきたいと思います。

フラット35の金利推移(楽天銀行参照)

fig-flat35-rate_trend-08下から2番目の赤線の折れ線グラフが35年固定である「フラット35」の金利の動きです。マイナス金利が発表される前の1月時点での金利は1.54%で、2月からじわじわ下がり続けて5月には1.08%まで下がりました。6月は1.1%と少しアップしましたが、マイナス金利発表前と比べると0.44%もの差があります。

金利の違いにより、どのくらい差があるのか?

たった0.44%ですが、この金利が住宅ローンでどれだけの違いを生むものになるかを比較してみます。

3000万の住宅ローンを組んだ場合の月々の支払額試算

(35年元利金等・固定金利・ボーナス返済なし)

金利 毎月支払額 総返済額
1.10% 86,091円 36,157,985円
1,54% 92,444円 38,826,354円


たった0.44%の金利の違いですが、35年間借り入れした場合の返済総額ではなんと2,668,369円の差が出ました。まったく同じものを買って同じ金額を借り入れしたとしても、数か月借り入れするタイミングが違うだけで支払総額に大きな差が出てしまいます。
金額が大きく長期にわたる返済のため、金利のわずかな違いでも支払総額が大きく変わってくることをご理解いただけたと思います。家は焦って購入するものではありませんが、金利が安い今、住宅ローンの借り入れのタイミングとしては申し分ないです。

例)2500万の住宅ローンを借り入れた場合
今現在金利   1.08% 支払総額・・・30,032,869円
≪もしも5年後1%金利が上がっていた場合≫
5年後金利(仮) 2.08% 支払総額・・・35,215,078円+家賃代(60,000円/月×60か月=3,600,000円)=差額 8,782,209円にもなります。

マイホームの頭金のためにコツコツ5年で500万を貯金しても、5年後の金利が上がっていた場合、貯めた分以上に出費となってしまう可能性も十分に考えられます。それに家賃を払いながら、1年で100万を貯蓄するのはなかなか難しいですよね。子育て世帯では、5年後にはお子さんもさらに成長し、食費や学費などお金もどんどんかかってくるので思うように貯蓄ができなくなる可能性もあります。

金利の適用時期は?

今現在は低金利だからといってその金利でそのまま決定するわけではありません。では、適用される金利はいつの時点のものなのでしょうか?民間金融機関の住宅ローンは「審査時」や「申込み時」ではなく「実行時」の金利が適用されるものがほとんどです。適用される時点で金利が下がっていれば幸運ですが、もし大幅に上がっていたら、資金計画が狂ってしまうこともあります。言い換えると、現在は史上最安の金利ですが特に一戸建ての注文物件、建設中の新築物件の場合、申込みから入居までの期間が半年から1年程度空いてしまうことがあるので注意が必要です。

お子様の進学などでタイミングを考えられるのもいいのですが、金利を参考にタイミングを考えることも大切ですね。

 

 

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