大得工務店

パッシブデザインで理想の住まいを実現

国道沿いでも静かで住み心地の良い長期優良住宅の家【完成の様子】

国道沿いでも静かで住み心地の良い長期優良住宅の家

物件データ
構造・・・木造軸組工法、外張り断熱エアサイクル工法
間取り・・・4LDK+小屋裏収納
地域・・・静岡県浜松市南区

 

設計・外観
外観は白系をベースにシンプルな切妻形状とし、ベーシックなスタイルを基本に設計しました。
流行・モダンにしすぎた外観形状を採用することは、10年・20年と経過したときに築年数以上に古臭く感じられてしまいます。

最低50年以上の耐久性を持つ住まいですから、築年数が経過しても古臭さを感じさせないシンプルな切妻屋根としています。
ハンズ&アーキテクトでは切妻の屋根を基本とした設計をしていますが、これは屋根裏に熱を溜めない、雨漏りのリスクを抑える、余分なコストが掛からないといった理由があります。

 

性能
家の断熱性能を建築時で定められていた断熱基準の最高等級である「省エネルギー対策等級4」になるように設計しました。断熱工法は、外張り断熱工法であるエアサイクル工法を採用しています。

また国の定めた基準をクリアした住宅が対象となる「長期優良住宅」の認定を受けておりますので、補助金に加えて固定資産税の減税やローン金利の優遇など様々なメリットを受けられます。
加えてこちらのお住まいでは「地域ブランド化事業」という制度を利用して(現在は行われておりません)国から100万円の補助金を受けることもできました。

これらのような、光熱費が抑えられるといった金銭的なメリットも大きいですが、エアサイクル工法ではジメジメしない・室内の温度ムラが少ないという特徴がありますので家族の健康が守られるということが一番のメリットです。

 

設計の基本
今回のお住まいは単世帯ですが、生活のプライバシーを大切にするためにオープンになり過ぎない間取りをご希望いただいておりました。
最近はキッチン、ダイニング、リビングがつながった開放的な間取りが多いですが、こちらのお住まいでは逆にそれぞれの部屋を区切って適度な閉鎖感を作り出しています。

それぞれの部屋が独立することで各部屋の役割が際立ち、部屋ごとの目的を達成しやすくなります。

その代わり、各部屋を仕切った上で使いやすくするには、仕切らないでオープンに計画する場合よりもより細かな収納計画や家具の配置計画などをしていく必要があります。
そのため、家具のレイアウトや収納計画を細かく聞き取りさせていただき住まいのプランニングをさせていただきました。


家の雰囲気を決めるゆったりとした玄関ホールDSC_6036玄関ホールは家に入って一番初めに目に付く場所です。
そのため、ゆったりとした広さで計画し家全体のボリュームとバランスを取りました。

玄関は中々大きな窓を取りにくいので暗くなりがちな空間ですが、奥にある和室の建具を光を通すタイプで設計して視覚的に光が目に入るように計画したので広さ以上に広く見える空間になりました。

また、和室の建具を開けておくと玄関ホールと和室の奥行きが一体化するように配置をしましたので、元々ゆったりとした玄関ホールを更に広く見せる効果があります。

右の扉はシューズクロークの出入り口になっており、靴や上着などの収納をするスペースを確保してあります。


あると重宝する!使い道様々なシューズクローク

こちらは玄関の横にあるシューズクロークです。シューズクロークとは靴用のウォークインクローゼットのような空間で、家族の靴はこちらのシューズクロークにまとめて収納できます。

玄関付近に収納できると便利な外の荷物は意外と多いものです。
こういったスペースがないと雨の日に濡れた上着を室内に持ち込むことになったり、冬のコートをリビングのソファーにかけたりすることになってしまいます。

玄関の限られたスペースをものだらけにしないためにも有効な収納です。

P1220249棚板は25mmの木材で、狂いの出にくい積層材を使用しました。
重いものを乗せても安心いただけるがっしりした棚板です。当社で大きさを設計し、大工造作で造り上げたオリジナルの収納ですので空間にぴったりと収まります。

シューズクロークは靴以外にも上着やスポーツ用品などの外で使用する道具も収納しておくことができます。
場所ごとに必要な収納量は違うものですが、設計時から収納計画をしておくと生活を始めてから快適に過ごしていただくことができます。

案外と便利な「式台」
シューズクロークは玄関と引き戸で仕切られていますが、シューズクロークからも直接廊下へ入っていただくことができます。

玄関の土間(タイル部分)と廊下は高低差をつけてあるので、玄関同様に「式台」という踏み板を設置しました。
最近は玄関と廊下の高低差が少ない造りが増えてきたのでこのような造りは減ってきましたが、昔はこれくらいの段差がある造りが一般的でした。来客に腰掛けてもらうときなど意外と便利なものです。
また、ブーツやひも靴などを脱ぎ履きするときなどにも重宝します。

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来客から見えない収納スペース
来客から見えない位置に鍵やスリッパなどを収納しておくスペースも設けました。

鍵や荷物受け取り用のハンコなどはこういった定位置を作ってあげると家の中が片付きます。

鍵置き場やスリッパ置き場を必要とする家庭が多いにもかかわらず、置き場のことなどを何も考えずに建築してしまいがちな部分なので、住まいの計画をする場合は注意が必要です。


「素材に、加工に、仕上げに」こだわりぬいた真壁造りの本格的な和室DSC_5930+和室は真壁造りの本格的な和室です。お施主様のお父様が和室には非常にこだわる方で、材料にこだわり、加工にこだわり、仕上げにこだわり、ご納得頂けるように時間をかけて丁寧に仕上げました。

写真中央、床の間の左にある床柱は杉材でバランスのよい木目と色味のものを選び、柔らかな雰囲気の和室に調和するように計画しました。

この和室は主に客間として使っていただくため、リビングとは直接隣り合わせない配置としています。

柾目(まさめ)の選定
建具の枠などの造作材はすべてヒノキ材を使用し、柾目(まさめ)といって木目が真っ直ぐにそろったもの木目が細かく入ったものを選定して使用しています。木目一つで和室の雰囲気はガラッと変わってしまうからです。

季節を楽しめる和室
和室はシンプルな空間ですから素材選びと大工の腕で決まるといっても過言ではありません。
このような和室は最近は少なくなりましたが、季節を楽しめる和室は素敵な空間です。

代表の大塚が動画でご紹介します
『和室について』


忙しい毎日の家事を楽にする、機能的な家事室DSC_5903+こちらは家事室です。
洗面所としてだけでなく洗濯、アイロンがけなどもしていただくための部屋です。
お客様のライフスタイルから、外ではなく室内干しを中心とした使用ができるような部屋としました。

左手にある室内の物干しに洗濯物を干しておき、乾いたらすぐにアイロンをかけることができます。
「干す→アイロンがけ→たたむ」の一連の作業がこの一部屋で完了できるので、家事が効率的にできます。

洗面化粧台は洗顔や手洗いだけでなく、洗濯物の下洗いなどにも使用します。

また、洗面化粧台の横は水跳ねしても拭き掃除がしやすいように、鏡面加工した樹脂パネルを張りました。
洗濯物を干すため、常に湿度が高くなりがちな部屋なので、壁紙は吸放湿性のある壁紙を使用して調湿作用が高くなるように配慮しています。


忙しい毎日の家事を楽にする、機能的な家事室機能を集約させて使いやすくした脱衣所P1220296こちらは脱衣所です。
脱衣所に洗面化粧台がある場合が多いのですが、家族がお風呂に入っている時などは洗面化粧台が非常に使いにくくなりますし、子供が友達を連れてきて手を洗う時に毎回脱衣所の洗濯物を片付けるのは大変ですよね。

そこで、脱衣所は脱衣と収納のみの機能を持たせました。
洗面化粧台が外に出た分収納にもスペースを割くことができるようになり、使い勝手が良くなります。

収納の下には衣類かごなどを置いていただけるスペースとしました。
壁面は高さ方向と横方向を目一杯活用した造作棚を計画して一部を扉付きにしたので、見せたくないものもしっかりと収納していただくことができます。

代表の大塚が動画でご紹介します
『家事動線』


収納たっぷりで綺麗が保たれるキッチンP1220247キッチン周りは家庭によって収納しておくものと量に大きな差があります。
収納量が多い家庭では通常のI型キッチンのような収納量ではとても収納できません。

今回のお住まいでは一つの対策としてキッチンは収納をたっぷりと取るためにL字型のレイアウトとしました。
動線をそれほど伸ばさずに収納スペースを確保する方法の一つです

こうすることでキッチンと連続する奥のエリアは食品庫や野菜などのストックスペースとしても活躍します。
また、意外とスペースが必要になるゴミ置き場ですが、分別して捨てやすいように専用のスペースを計画することで家事がとても楽になります。

キッチンは対面キッチンとし、吊り戸棚を無くしてオープンな空間にしました。
正面と横はカウンターを設置して配膳しやすいようにし、カウンター下にもコンセントを設けて調理しやすいように計画しています。

ダイニングスペースの奥にはパソコンなどの作業用デスクを造り付けています。
パソコンは今後、今以上に各家庭に必須になると思いますので電源などの計画を含めた定位置を決めておくと便利です。


シンプルで家具の引き立つリビングリビングは庭に面して開放的になるように大きな窓を設けました。

天井はシナベニヤという優しい木目の板を市松模様に張ってアクセントにしています。

リビングはキッチンやダイニングなどとしっかりとした仕切りを設けることで家族がくつろぐ場所という明確な役割を持っています。


デッドスペースを最大限有効活用する2階ホール

DSC_5896+
2階のホール
ホールの上は小屋裏収納へとつながっています。
縦につながる空間は、光を効率的に取り入れるだけでなく室内の空気循環も良くなります。
高低差がある場合は、重力換気といって空気の温度差を利用した換気ができるので、室内環境も良くなるため窓がとりにくい間取りなどでもおススメです。

廊下から使える小屋裏収納
廊下なのでただ通り抜けるだけの空間ではあるのですが、上部からの明かり採りと収納空間を無駄なく計画することでデッドスペース無駄なく使い切りました。
高さは大人の腰の高さ程度ですが、季節物や箱物などを収納するのに便利な空間です。

落ち着いた雰囲気の寝室DSC_5882+寝室は落ち着いた雰囲気にするためチークの床材を変更しました。
開放感を出すために勾配天井にし、木目の壁紙を採用して温かみのある色味の空間となりました。


高さ方向を有効利用するウォークインクローゼットウォークインクローゼットはお客様のご要望で高さ方向を目一杯使用する収納としました。
普段使いでないものやシーズンオフのものは高い位置に移して収納できるように計画しました。

季節物を上下で分けることで、どこに何が収納されているかわかりやすくなり、目的の洋服を探す時間を短縮できます。

収納するものを種類ごとにを分けておき、見やすく収納しておくことで、ウォークインクローゼットはより使いやすくなります。


デッドスペースになるはずの空間を有効利用した小屋裏収納DSC_59752階からは更に上に上がる小屋裏収納を計画しました。
屋根の裏側の三角になった部分は普通はデッドスペースになってしまいますが、3階へ続くように階段で上がることで部屋のように使うことができますので、荷物の出し入れもしやすくなります。

また、天井の高さを1.4m以下に制限することで床面積に入らない「物置」として申請することが可能になり、床面積に入らない場合、税金の対象にならないというメリットがあります。


メンテナンスを考えて計画した外観

DSC_5780陬懈ュ」外装はメンテナンスのコストがかかりにくい平板瓦を選択しました。
外壁は目地をほとんど使わないサイディングを採用し、見た目の高級感だけでなくお手入れの簡単さもポイントです。


 

 

 

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